骨粗しょう症│天理市 西長柄の「小林クリニック」内科 外科 乳腺外科│骨密度検査 運動療法 など

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骨粗しょう症

骨粗しょう症とは

骨に含まれるカルシウムの量(骨量)が減少(骨が弱くなる)する、あるいは骨組織の微細構造に何かしらの異常が起きるなどして、骨が折れやすくなる病気が骨粗しょう症です。

検査について

原発性骨粗しょう症が疑われる方に行われる検査についてご説明します。主な検査方法としては、骨密度検査、X線検査、身長測定などがありますが、当クリニックではMD法による骨密度検査を行います。 なお骨密度とは、骨の強さを判定する際の重要な尺度の1つであり、単位体積あたりの骨量(骨の中のカルシウムの量)のことを言います。

治療法について

骨粗しょう症は、専門的な治療や日頃の生活習慣を改めることで、骨密度の減少を改善し、骨折リスクを大幅に減少させることが可能です。そのため「骨の生活習慣病」とも言われ、食事・運動療法もこの病気の予防と改善には欠かせません。なお、骨粗しょう症の診断を医師から受けた場合は、薬物療法による治療がメインになります。それぞれの治療法は以下の通りです。

食事療法

カルシウムやたんぱく質など骨の主成分、骨のリモデリング※に必要なビタミンD・Kなどの栄養素を積極的に摂りながら、しかもバランスのとれた食生活を送るようにします。

※リモデリング:骨を壊す働きをする破骨細胞が骨を吸収する一方で、骨をつくる働きをする骨芽細胞が、破骨細胞によって吸収された部分に新しい骨をつくる代謝作用。

運動療法

体重の負荷をかけることで骨は丈夫になりますが、強度の高い運動が必要なわけではありません。ウォーキングのような軽度の運動をするだけでも十分に効果があります。運動は無理をせずに長く継続することが大切です。

薬物療法

骨粗しょう症の診断を受けたら直ちに行われます。医師の判断により、骨の破壊を抑制する薬(ビスフォスフォネート製剤やSERMなど)や骨の材料を補う薬(カルシウム製剤や活性型ビタミンD3製剤など)などが処方されます。

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